D-Lab



インストール編(Python, pyvisa, nidaqmx)

①まずPythonを正規サイトなどからダウンロードしてインストールします。22年11月17日時点でPython3.11.0をDLしました。(インストール時,Add Python 3.x to PATH"にチェック)

②次にpyvisaをインストールします。pyvisaは測定機器と通信するために必要なモジュールです。
Windowsの場合はコマンドプロンプト、macOSの場合はターミナルを起動し、まず次のコマンドを実行します。
 pip install --upgrade pip
(pipというのはpythonパッケージをインストールする際に使用する便利コマンドで,まずpipをupgradeしておきます)
(私のwin10環境ではpython.exe -m pip install --upgrade pip を実行せよ,とあったので指示通り実行)

③ pip install pyvisa  を実行
 pip install pyvisa-py (ついでにnumpyなど良く使うパッケージなども一緒にインストール)
 pip install numpy
 pip install matplotlib
 pip install notebook  pip install pandas (その他,必要に応じてpip install ** する)
(pip list でインストールしたパッケージを確認できる)
NI社のDAQ機器をPythonで使用する場合(nidaqmxのインストールetc)は別途記載

④ NI-​VISAをダウンロード & インストール (リンク)
ここではNI社が提供するVISA(バイサと読む,USBやRS-232,GPIB,LAN経由で測定器を使用する際に必要なもの)を使用します。色々な会社がvisaを提供しているようです。


通信設定編

図をクリックすると大きな画像を表示

最近の測定機器には大抵USB接続ポートがあると思います。無くてもRS-232といった表記の9本ピンからなる接続ポート,もしくはGPIB(IEEE488とも呼ぶ)があれば,それを利用してデータ集録します。その際,装置によっては接続する方法をUSB or RS-232など指定するものがあるのでマニュアルで確認しておきます。


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プログラムファイルの実行方法

python形式のサンプルコード(例えばdmm1.py)をデスクトップに保存した場合
windows: コマンドプロンプトを立ち上げて、
  cd Desktop
  python dmm1.py
によってプログラムが実行される(=測定が始まる)
Mac: ターミナルを立ち上げて、
  cd Desktop
  python3 dmm1.py
によってプログラムが実行される(=測定が始まる)